2006年 07月 27日
同じ釜の飯、他所の釜の飯 |
良くまかない料理とゆう言葉を耳にされる事が有ると思いますが、私などもよく作りましたが水商売では親っさんも大将も職人も見習いも皆同じ物を食べるとゆう習慣があり(そうゆう所は他の企業や会社と違い、ゆえに同じ釜の飯を食べるとか他所の釜の飯を食べると言われる所以でしょうか)そして練習代わりに限られた食材で工夫しておかずを作り味見をしてもらうとゆう事です。しかし、忙しい時などはうどんを出前で取りそこに冷飯をぶち込み冷まして立ったまま流し込むなんて事も有りました。又ある程度仕事が出来る様になると魚の下ごしらえ等を任せてもらえ、他の人が来るまでに水洗いや直ぐに刺身などに出来るよう下処理をしておくのですが、その時に烏賊の耳、色々な白身や赤身魚の切れ端等を集め山葵醤油でからめ熱々のご飯に乗せ即席づけ丼を役得で食べたりしましたが簡単で食材がピンなのでかなり旨いです、今もたまにします。食べる行為とゆうのは本来動物が持っている本能、子孫を残すセックスと同じぐらい生きる為に無くては成らない行為ですね、それを共にする事でお互いの親密感が増すのでしょう。必ず友達でも恋人でももう一歩親しくなろうとすると、一緒に食事をしようか、飯でも食いに行こうかとなりますね。そういう意味では接待などでしかたが無いから一席設けたなんて食事に味が無いのは当たり前かも知れません。
by kappoh-ryori
| 2006-07-27 08:17
| グルメ
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