2006年 09月 26日
鮟鱇 |
ぼちぼち鮟鱇(アンコウ)が出始めるようになって来ましたね。アンコウはよく吊るし切りと言いますが、これは皮がブニョブニョしていて切りにくいからですが、私は吊るさずに包丁の刃を上向きにして逆さ包丁で切ったり出刃の刃先をトントンと俎板の上で叩くようにして捌きます。そしてアンコウの歯というのは細かいですがかなり鋭く気を付けないと痛い思いをする事になりますね。アンコウは関東では好んで食べられますが関西はそれ程でも無いように思います。私は好きですけどね、鍋に良し唐揚げに良し、特に身よりも皮などのプルンプルンした所が旨いですね。しかし下手なアンコウは臭みが出るのでやはり新鮮でなければなりません。又、アンコウと言えばやはりアンキモですね、肝だけが輸入されているものが多く出回っていますがやはり近海ものの活けのアンコウの肝は最高に美味しいですね、上手に蒸したり湯で上げた肝は切ると白ではなくオレンジ色をしていて実に旨そうです。まだまだこれからが本番なのでまだちょっと色は浅いですが。
by kappoh-ryori
| 2006-09-26 13:05
| グルメ
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