2007年 03月 12日
食べ残しのチェック |
私の家には日本地図と世界地図が貼って有りますが、私の場合日本地図を見る時はやはり食材の産地や漁港などに自然に目が行きます、それと昔行った温泉地やこれから行きたい旅行先などですかね。世界地図の場合は未だ内戦が続く国や極寒、極暑の地域を見ます、そして日本を見ると小さな島国やなーと思い再度日本地図に目を移します。そこで改めて恵まれているんだと感じられますね。さて、今日は春から夏にかけてが旬のサザエですが刺身は勿論ですが一般的にはサザエの壷焼きの方が印象的では無いでしょうか。よく海水浴などに行くと屋台などで出しているそのまま醤油をかけて焼いているのが有りますが、数が数ですし、又それはそれで野性味が有りますがやはり料理屋では一旦身を出して所謂サザエのフンドシと言われる所を取り砂袋などを掃除して身と肝を分け再度殻に戻して壷焼きにしたいものですね、大きさはこぶし大の物が良いでしょう。話は変わりますが、水槽を置いている料理屋さんでサザエが水槽のガラスにくっ付いているのを見る事が有りますが、中にはくっ付いたまま死んでいる事も有ります。板前にもくっ付いていると、生きているものと勘違いしてそのまま使ったりする事が有るので気をつけなければ成りません。以前ある鮨屋でサザエの刺身を注文した所、一口食べて腐っていたので連れにも食べないように言い他のものを注文しました。そしてサザエはそのまま残してきましたが、あえて店のご主人に言わなかったのは注文したものがそのまま残っているのは何故かとかたずける時に疑問を持つのが普通だからです。料理屋では座敷で宴会があると下げられた器やお客さんが帰った後、主人が一番にチェックしに行かなければならないと思います。そして料理が不自然に残っていたら何故残っているのかをお客さんの食べさしでも味見をしなければ成りません。そういう意味あいで先の鮨屋ではそのまま手を付けずに残してきたのですが、たぶん見てへんかったやろうなー。その店は今はすでに無いので確かめる事は出来ませんがね。
by kappoh-ryori
| 2007-03-12 13:45
| グルメ
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