2010年 12月 20日
すぐき漬け |
最近自分で刺身を食べる時にきざみネギを合わせる事が多いです、白身などの場合はメネギやホウトウネギなどを巻いたりする事も有りますが、そんな上品で無く、九条ネギのみじん切りをドバッと一緒に食べます、ポン酢でも醤油でもね。よくブリやトロのように脂の乗った魚ではよくしますが、最近はあっさりした物でもします。・・・さて、話は変わります。「すぐき」は京都の代表的な漬物ですが、他府県の方には千枚漬けやしば漬けと違い、かなり好き嫌いの分かれる物かも知れません。私の店でも京都のお客さんと話していると、以前他府県の知り合いに送ったら、せっかく送ってもらったけど腐っていたと言われたという方が一人や二人では有りません。・・・酸味が有るので、知らない人にすると腐っているように感じるのかも知れません。・・・その辺は「鮒ずし」と少し似ていますね。以前勤めていたところで定期的に、ある漬物を買いに行っていた事が有りますが、時期になると大きな木樽に「すぐき漬け」を幾つも漬けているのをよく見ました。それは普通の漬物と違い、太く長い木をテコの応用で大きな石を吊り天秤のようにして幾つも漬けている様子は圧巻でした。勿論そのまま食べても美味しいですし、酸味を活かし私はみじん切りにして和え物にしたりもします。
by kappoh-ryori
| 2010-12-20 21:27
| グルメ
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