2011年 01月 06日
小さなウソへの天罰 |
あれは私が、京都の伏見に住んでいた頃ですから、幼稚園か小学二年の半ばくらいまでの時の話です。有る時、母が大きな干し昆布を台所で広げていました。・・・記憶では5~7枚くらいあったでしょうか。・・・白浜の実家から送ってきた物なのか、誰かからの贈り物なのか・・・和紙に包まれた昆布はチョッとだけ上等そうに見えました。・・・そして、それをハサミで小さく角切りにして、私に・・・ハイ、おやつ(笑)・・・まぁ、バナナや玉子が高級品だった当時はそんなものです。・・・そして、それをシガんで表に遊びに行った私は、その初体験の美味しさに魅了され・・・直ぐに、そのチョッとだけ高級そうなコンブの虜になりました。・・・帰ってからも、もっと頂戴、もっと頂戴・・・と、言いましたが少しくれただけです。・・・そして、私は母が留守の時に家の中を探し回って、戸棚の中に仕舞ってあったコンブを、やったぁ~・・・見つけ出しました。・・・そんなんは上手いねん!!・・・それからでしょうか・・・小学三年になる頃には、親のサイフを見つけ出し、金を抜き取るのが得意になっていたのは言うまでも有りません・・・まぁ、そんな話はどうでもよく。・・・私は、その見つけ出したコンブを二日くらいで全部食べてしまいました。・・・そして運悪く、その日は鍋か何かに使うのでしょうか・・・母が、ここに有った昆布知らんか・・・と、兄と私に聞いて来ます・・・知らんでぇ~・・・母が私に・・・アンタやろ!!・・・私は、知らんもん!!・・・と、最後まで言い張りました。・・・しかし、その小さなウソへの天罰か、・・・私はお腹をこわし、ふとんの上に大量のコンブ色した軟便をタレました、子供がタレるレベルを超えた、真っ黒いコールタールのような大量のウンコは、ハッキリ言ってかなりインパクトが有り、相当に怖いです!!コンブの一件が無ければ病院行きは間違い無いでしょう(笑)。・・・そして、そのコンブ色・・・いや、コンブを水でふやかして水とメリケン粉を加えミキサーで撹拌したような・・・その軟便を見た母が・・・や、やっぱりアンタやんか!!・・・あれ、全部食べたん!!・・・あんだけ有ったん・・・全部食べたん!!・・・ほ、ほんまに、この子だけは!!・・・そして、そのコンブ色した軟便は三日くらい続きましたが・・・当時住んでいたアパートは共同便所で、しかも、私達の部屋からは一番遠い・・・幼子はそこまでガマンする事が出来ず・・・玄関・・・台所・・・と、ところ構わずコンブ色の軟便を撒き散らしました。出し終わった後・・・そこには・・・痛くて出して気持ちいい・・・恍惚の表情でボー然とする私に・・・母が・・・一言・・・ほ、ほんまにこの子だけは!!・・・はぁ~またしても正月早々・・・やっちまったな!!。
by kappoh-ryori
| 2011-01-06 14:16
| 様々な事
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