2006年 12月 02日
丹波黒豆 |
今日は「おせち」やお正月用に無くてはならない丹波篠山産、新物の黒豆を仕入れて来ました。ぼちぼち乾物系もそろえていかねばなりません。黒豆も家庭や料理屋さんによって独自の炊き方が有るでしょう。よく料理屋さんでは極限に軟らかく炊いて、口に含んでプッと吐き出すと壁に潰れて引っ付く位で無いと駄目だという所も有ります。昔居た店でも四日間(約100時間)位、火を絶やさないように練炭を使って炊いた事も有りますが、私個人の好みではある程度食感が残っている方が好きなので店でもそうしています。もっと言えば一度吹き溢してしわをいかせた方が好きなくらいです。しわをいかすのもそれはそれで意味が有ってわざとしわを作る炊き方も有ります。そして、炊くときに古クギを入れて炊きますが、以前毎年使っていた古クギを捨ててしまった事が有りましたが、今のクギはコーティングしてあって中々錆びないので作るのに苦労しました。やはり錆びたクギ鉄を入れないと良い色が出ませんからね。まーとにかく一年に一回しか作らない料理なので毎年緊張します。
by kappoh-ryori
| 2006-12-02 13:55
| グルメ
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